♡自己紹介5♡

Lily

Lilyです。都内在住です。私は現在、精神障害者年金2級をいただきながら完全在宅でイラストのお仕事をし、なんとか生きています。
始めはせっかくなので、私が今の生活に至るまでの経緯を綴ろうと思います。
精神障害で悩んでいる方、イラストレーターを目指したいけれど尻込みしている方の少しばかりの参考になれば幸いです

♡うつ病との闘い

新しい病院で治療を開始した私は、最初は1人で通院ができませんでした。その頃は仕事の有給を消化してくれた母親の付き添いのもと、タクシーで通院していました。

お金がかかる上に、母の手を煩わせる申し訳なさでいっぱいでしたが、これだけ家族が自分の病気に寄り添ってくれるのはありがたいことだと思って、休まず通院しました。

同時に、社労士さん協力を得て、障害者年金も取得しました。取得までには10ヶ月ほどかかったと思います。年金等級は2級でした。障害者手帳も2級です。

♡絵が描けない……

うつ病の間は、とにかく何もできませんでした。掃除、入浴、食事などの基本的なこともできなかったです。

絵を描くのも辛かったです。当時描かなければいけないものが何枚かあったのですが、ペンを視界に入れるだけで涙が止まらなくなるほどでした。

一日中横になって、ひたすら天井を見つめていました。

ああ、もう自分は絵を描くことができなくなったんだな。そう思い、絶望していました。

♡フォロワーさんに影響されて

絵が描けなくなり、毎日を無駄に過ごしていた頃、Twitterのフォロワーさんがめきめきと画力を伸ばしていました。そのフォロワーさんは、絵を最近練習しだした方で、愚直に努力ができるタイプでした。最初からかわいい絵を描く方ではありましたが、目に見えて画力が進化していました。

そのフォロワーさんは、度々「イラストレーターになりたい」と呟いていました。それを見て、私のかつての夢の記憶が蘇りました。

「そうだ、私、イラストレーターになりたかったんだ……」

こんなボロボロでも、この歳からでも、努力すればなれるのかな?いや、やらないとわからない……そう、やってみなければ何も始まらないんだ。

私はまた、筆をとることに決めました。

一か八か、イラストレーターになれなければその時は本当に死ねばいい。そんな気持ちで、5000円の板タブを6万円の液晶ペンタブレットに買い換えました。