♡自己紹介3♡
Lilyです。都内在住です。私は現在、精神障害者年金2級をいただきながら完全在宅でイラストのお仕事をし、なんとか生きています。
始めはせっかくなので、私が今の生活に至るまでの経緯を綴ろうと思います。
精神障害で悩んでいる方、イラストレーターを目指したいけれど尻込みしている方の少しばかりの参考になれば幸いです。
♡働きすぎて不眠症に……
私はかなり極端な人間で、動けない時は全く動かないのですが、動ける時は自分のキャパ度外視で際限なく動いてしまいます。
進学後、電話営業の仕事に就いた私は、通勤に往復4時間かけて、1日10時間週6日働きました。そして休みの日に一気に授業を受けるというスタイルを半年ほど続けました。
そんな生活を送っていると一番大変なのは、睡眠時間の確保です。短時間で確実に眠るために、初めは少量の睡眠導入から取り入れました。
ですが、だんだん薬の耐性ができてきたのか効かなくなっていき、薬の量も増えていきました。仕事の方も、かなりブラックなところだったので段々と病んでいきました。
最終的には、薬の副作用で毎日記憶が無く、日記が頼りの生活にまでなってしまいました。
♡SNSで保護者を雇う?!はじめての家出
営業職を辞めた私は、ボロボロになりながら、自分を保護してくれる大人を求めました。当時正常な判断ができなかった私は、SNSで知り合った人と契約してコンサルという名目で保護者として雇いました。
雇ったコンサルは、病院に付き添ってくれたり、私の記憶の管理をしてくれました。
ある日、家にいることが限界になって、住み込みの仕事を探したいとコンサルに泣きながら相談しました。するとコンサルがある提案をしてくれました。
「住み込みバイトは危険。私が借りている事務所があるから、部屋が見つかるまでそこを寝泊まりに使っていいですよ。」
そうして私は、池袋の中国人街にある、とあるビルの一室で寝泊まりしながら、派遣の仕事をするようきなります。
♡2畳一間で寝袋生活
お借りした事務所は2畳一間ほどで、机と椅子が置いてあったので実質眠れるスペースが1畳ほどでした。そこは中国人街で、ヤ〇ザの事務所も近くにあると有名なエリアでした。フロアで共用のお手洗いは汚く、トイレットペーパーを設置しても次に入るときには丸々盗まれていました。それでも、屋根がある場所で眠れるというのは大変ありがたいことです。
私は節約のため、ドラッグストアで安売りしていたクリーム玄米ブランを1日に1袋食べる生活を送っていました。お腹はすきましたが、たまにコンサルの知り合いだという外国人のお兄さんに回転寿司をご馳走になったりもしました。
♡コンサル、お金を騙し取り逃亡
家出して1ヶ月ほど経った時、母から帰ってくるよう催促がありました。私もいつまでもここにいるわけには行かないと思い、実家へ帰って引き続き家探しをすることにしました。
お世話になったコンサルさんに感謝を伝え、帰宅。その後コンサルからこんな連絡が
「コンサル料追加で20万円いただきます」
いやいや、コンサル料は毎月払っているし、なんのお金だそれは……説明を求めるものらりくらり、難しい法律の話で畳み掛けられました。精神的にも肉体的にもボロボロで、当時杖をつかないと歩けない程に弱っていた私は、とにかくコンサルを失う訳にはいかなかったので、20万円を振り込んでしまいました。
その後、コンサルとの連絡は途絶えました。
本日はここまでです。次回は少しセンシティブな内容になります。お読みいただきましてありがとうございます。